|
それでは、AIHがどんなものなのか見てみましょう。
AIHは、不妊検査で精子の数が少ない、運動率が低いなど、精子に問題がある場合や頸管粘液が少ない、フーナーテストで精子が子宮に入っていないのではないかと思われる場合に行われます。
AIHの実際 1、超音波検査(エコー)で卵胞の大きさを計測し排卵日を予測します。
2、排卵日と予測される日の午前中、AIHを行います。 a. 感染防止のため、抗生剤を内服をします。朝から、一日三回、二日間内服します。 b. HCGの注射をします(肩、またはお尻に筋肉注射)。大きくなった卵胞を刺激し排卵を促し、精子と卵子がタイミング
良く出会えることを期待して行います。 c. AIH後は20分ベッドで休んでいただきます。
※朝、精液をお持ちいただき、洗浄、分離、濃縮と作業いたします。この作業に約60分、AIH後20分休んでいただくので、AIHは最低90分はかかるとお考えください。お仕事をされている方は休まなくても良いとは思いますが、時差出勤が必要になると思います。AIH後は普段通りの生活をしていただけますが、スポーツクラブ、水泳等をされることはこの日だけ避けてください。
3、AIH後5〜7日目HCGの注射をします。 HCGの注射には2つの働きがあります。1つは先に説明しました、排卵を促すことで、2つ目はホルモン分泌を促す働きです。ただし、あくまでも補助なので、注射をしないと妊娠できない、注射をしたら妊娠できるというわけではありません。高温相のホルモン検査でホルモン値が低かった方は注射することをおすすめします。ホルモン値に異常がない場合でも、補助にはなりますので、ご希望ありましたら注射いたします。
4、予定月経になっても月経にならず、7〜10日過ぎる時は妊娠反応をします。残念ながら月経になってしまった場合は、再度卵胞の大きさを計測します。ご来院ください。 ※AIH後妊娠反応を早くしますと、HCGの注射の影響で妊娠反応が陽性になります。ご注意ください。
AIHの目安 目安は5〜6回です。ですが、5〜6回したらAIHをしないというわけではありません。AIHの妊娠率は平均一回あたり8パーセント程です。AIHで妊娠する場合、1回目で妊娠しなかった方のみ2回目を行い、1回目も2回目も妊娠しなかった方のみ3回目をするわけですから、回数が多くなるほど、妊娠率は下がってゆきます。この全てのAIHの妊娠率が平均して8パーセント前後となります。すると5〜6回を過ぎた頃より妊娠する方が少なくなります。いなくなるわけではありません。当院でも7、8回目で妊娠された方はいます。どのくらいAIHを続けていくのかは、ご夫婦のご希望です。
コスト ¥17,000
|